No.298
独立開業で失敗するオーナーを
ゼロにしたい☆相談数のべ500件超
世田谷区の開業サポーター小松です
飲食店経営のサポート
をしていると、
つい言ってしまいがちな
ことがあります
それは
すこし原価率が高いですね
ブログで何度か
お伝えしているとおり…
売上から材料費などの
原価を差し引いた粗利益から
家賃や人件費などの
固定費を差し引いた
残りがお店の利益

銀行からの借金が
あるばあいは
この利益から税金を
支払ったあと
税引後の利益から
返済することになります
つまり
粗利益が十分残っていないと
家賃も給料も払えない
借金も返せない
ということが見えると
ついつい
原価率が高く
粗利益が残っていない
という図式に目が向きます
もちろん
適正な原価率を維持するのは
とても大事なこと
材料の管理ができていないせいで
ムダにしてしまったり
歩留まりが悪く
ロスを大量に出していたり
といったことには
目を光らせなければいけません
ただ忘れてはいけないのは
お客さんが価格と比較するのは
あくまでも受け取る「価値」
だということ
「原価」ではありません
つまり、
これだけ原価が
かかっているから
この値段をとらないと
なりたたない
という発想は
お客さんには
通用しない
ということです
「高い」か「安い」かは
価値で決まるのです
お客さんは
(原価がいくらかにかかわらず)
家ではとても食べられない
美味しいものや
手の込んだもの
であったり
普段は味わうことが
できない非日常の
体験だったり
そこにしかない
コミュニティとの
触れ合いだったり
お店が提供する価値に対して
価格が適正かどうかを判断します
仮に
「高すぎる」
という声や反応が
あった場合は
原価を見直す前に
価値を見直す必要が
あります
でもよくやってしまうのが
価格に対して原価が
かかりすぎているといって
材料の質を落としてしまうこと
これでは
価値が落ちる一方で
結局価格とのギャップは
広がるばかりです
ぜひこの
「価格」に対して「価値」は適正か?
お客さんは
適正と判断してくれているか?
もう一度見直してみてください
最後まで読んでいただき
ありがとうございます🙇
また明日
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
飲食店の開業
他店舗展開には
どんな準備が必要?
におこたえします





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