その事業計画で手元の資金はどれくらい残りますか?

以前もお伝えしたとおり、お店の目標売上は手元に残すお金から逆算して組み立てます。

損益分岐売上というよりキャッシュ分岐売上が、本来の目標売上になります。

手元に残したいお金が5万円なら

そこに

生活費

銀行からの借り入れの返済元金

支払うことになる税金

を足しあげた金額が

目標利益

その目標利益に

光熱費や広告宣伝費などの諸経費

家賃

スタッフに支払う給料

さらに予想原価率に応じた

材料費も足し戻したものが

目指すべき目標売上です

そもそもですが

なぜ手元に

お金を残す必要があるんでしょうキョロキョロ!?

今回設定したのは月々5万円

5万円×12ヵ月=60万円

月々10万円なら

10万円×12ヵ月=120万円

年間でこれだけのお金が残る計算ですメモ

お店の開店にかかった費用が

1,000万円だったとすると

1,000万円÷60万円≒16年

回収までに16年あせる

1,000万円÷120万円≒8年

回収までに8年

それぞれこれだけの期間が

かかることになりますびっくり

それに対して

飲食店の改修(外装や内装に手を加える)は

通常3年~5年に一度

長くても8年~10年に一度は

必要になります

さらに営業しているあいだには

エアコン、食洗器その他厨房機器の

故障も起こりますレンチ

そう考えると

月々手元に残すべきお金を

もっと多めに見積もっておく必要が

あるかもしれませんガーン

仮に売上の見込みが

目標に届かないようなら

最初にかける費用を

抑えなければいけません下矢印

初期投資は

どれくらいが限界か

家賃は

いくらまで出せるか

想定している客単価、客数は

実現可能か

ひとつひとつの条件を

行ったり来たりしながら

理想的なラインを探すのが

事業計画ですメモ

何度もお伝えしますが

飲食店の開業には

お金がかかります

成功の可能性を高めるために

ぜひここに時間をかけてください時計

そうはいっても

ひとりでやるのは大変あせる

そんなときは

私たちがサポートしますので

ぜひお声がけくださいおねがいアップ

この記事を書いた人

小松雅子