No.103
会社にお店に
お金を残す経営のお手伝いをしている
世田谷区の開業サポーター☆小松です

独立開業で失敗しないために
絶対知っておきたい10のこと
今日お伝えするのは
本気でお金を増やして
長くお店を続けるなら
2店舗め以降の出店計画を
立てよう
です





1店舗めがこれからなのに
2店舗めのことなんて
考えられるはずないでしょ
と思いましたか
たしかに
まずは1店舗めの出店準備に
全力を注ぐ必要があるのは
言うまでもありません
それなのになぜ
2店舗めの話をするのか
それは
何度もお伝えしていますが
飲食店が立地商売だからです
どういうことかというと
お店の席数によって集客数の上限が決まる
ということ
もちろん
回転率しだいで
席数以上のお客さんに
利用してもらうことはできますが
同じ時間に
席数を超えて
入店してもらうことはできません
つまり
1つの店舗で
出すことのできる利益には
限界がある
ということなのです
これまで見てきた
モデルケースをふり返ってみましょう

月に175万円の売上をあげると
原価率が30%のばあい
材料費が52万円かかります
売上から材料費をひいた金額は
粗利益とよばれます
粗利益123万円から
人件費24万円
家賃28万円
水道光熱費や広告費などの諸経費23万円をひくと
48万円のこりました
この48万円が
お店に残ったお金と
イコールではありませんでしたね

利益48万円から
6万円の税金を支払い
借金の返済額12万円を引いて
ようやく
生活費として30万円得ることができます
サラリーマンだったときと比べて
多いですか?少ないですか?
忘れてはいけないのは
生活費として30万円確保できるのは
目標売上を達成することができて
材料代の比率を
30%に抑えることができることが前提です
また
目標売上を達成するには
ランチに17人
ディナータイムに13人の
お客さんに来てもらう必要がありました
この数字を飛躍的に変える
たとえばランチに40人
ディナータイムに20人
の方に利用してもらうには
業態そのものを変える必要があります
同じやり方で
利益を2倍、3倍に増やすことはできません
オーナーシェフ(お店のオーナーであり料理人でもある人)は
自分のお店を持ちたい
自分の料理を多くの人に楽しんでもらいたい
一心でお店を持つ方がほとんどです
でも
長くお店を続けたい
そのために十分な利益を確保したい
のであれば
自分が厨房に入ることなく
料理のクオリティを維持するにはどうすればいいか
どうすればお店がまわせるか
満足度を上げながら現場をはなれることができるか
という視座に立つ必要があります
これまでとは違った視座に立つことで
技術を持っている人との人脈をつくる
自分が作るのと同じクオリティの料理ができる人材を育てる
マネジメントを任せられる人材を探す
だれでも同じクオリティのものが作れるメニュー開発をする
などなど…
発想の広がりが全く違ってきます
1店舗めをおろそかにしては絶対にいけません
でも2店舗め以降という視点をもっているかどうかで
オーナーさんの思考や行動は大きく変わります
そんなオーナーさんの事業計画づくり
2店舗め以降の出店計画のご相談にも
乗っていますので
気軽にお声がけくださいね
今日もよい一日を
また明日
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