No.137
会社にお店に
お金を残す経営のお手伝いをしている
世田谷区の開業サポーター☆小松です

昨日にひきつづき
開業前に知っておきたい
お金のこと
今日は
あるお店の創業計画書を参考に
事業計画の立て方を
みていきたいと思います
まず計画のもとになる
前提条件です
立地:ビジネス街
業態:定食ランチが食べられる和風居酒屋
広さ:15坪/席数23席
家賃:28万円
定休日:日曜日(ランチは平日のみ)
目標客単価
ランチ:1,000円
ディナー:3,200円
借入金:1,000万円
(返済期間7年 年利2%)
原価率:30%
人件費:アルバイト4名で月24万円
この条件で
計画を立ててみます
【ランチ】
20日×客単価1,000円
×23席×0.6回転
=276,000円
【ディナー】(月〜水、土)
18日×客単価3,200円
×0.6回転=794,880円
【ディナー】(木金)
8日×客単価3,200円
×0.7回転=412,160円
足し算すると
約148万円になります
この売上から収支を見てみると

まずまず
利益が出ているように見えますね
でもこの計画では
実際にはお金が減ってしまいます
なぜでしょう
実は
利益イコール手元に残ったお金
ではありません
お金の動きをさらに
見てみましょう

まず
出た利益に応じて
税金がかかります
そして
税引後の利益から
借入金の元金を
返済することになります
利息は経費になりますが
借入金の返済元金は
経費ではありません
あくまでも
税引後の利益から
支払うことになります
税金と借入金の返済をして
そののこりのお金で
生活費を捻出します
このように計算していくと
手元に残ったお金は
マイナス19万円
つまり19万円の持ちだし
ということがわかります
繰り返すと
利益≠手元に残ったお金
このままでは
毎月19万円貯金を
切り崩すことになってしまいます
では実際にこのお店に
必要な売上はいくらでしょう
こたえは明日
大事なのは利益ではなく
手元に残ったお金
キャッシュです
今日もよい一日を
また明日
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