No.319
独立開業で失敗するオーナーを
ゼロにしたい☆相談数のべ500件超
世田谷区の開業サポーター小松です
電通が、昨日から
社員約5,000人を
在宅勤務にしていますね
期間は少なくとも
2週間と発表されています

※mainichi.jpより
このようなニュースを聞くと
周辺の飲食店への影響が
とても気になります
オフィス街は普段でも
休日はゴーストタウンと化すところが大半
5,000人が一気に街から消えたとなると
その影響はかなり大きいと推測されます
以前から何度かご紹介している
運転資金の目安となるグラフ

人件費
家賃
光熱費等
借入金の返済
(個人事業主のばあいは)生活費
これらを足した金額の半年分を
事業安全性の基準にしています
この基準でさえ
満たしていれば安全
とは言いきれません
たとえば月々の収支が
こんなお店のばあい
月々かかる費用

原価率30%として材料費が60万
人件費が30万
家賃28万
光熱費、広告費などの諸費用24万
合計142万円
さらに
経費にならない費用として、

借金の返済元金12万
※1千万円を7年返済としたばあい
生活費30万
合計42万円
なにも手を打たないと
142万円+42万円
=184万円
という資金が流出してしまうんです
仮に3ヵ月続けば
184万円×3ヵ月=552万円
半年なら
184万円×6ヵ月=1,104万円
1千万円単位のお金が
あっという間に流れ出ます
今回のような非常事態のばあい
一定期間きっぱり
お店を閉める決断ができれば
材料費はかぎりなくゼロに
できるかもしれませんが
なかなかそこまで
思いきれないのが現実
仕入をコントロールできなければ
一気に原価率は跳ね上がります
人件費についても
社員に月給を支払っている
ばあいはもちろん
バイトであっても
一定期間シフトに入れないとなると
せっかくお金をかけて求人した人材を
失うことになりかねません
そこでなかなかゼロにはできない
一定期間閉めるのか
または宅配などの比重を
高められないか
早め早めの対策が
急務です
とはいえ
日々の営業のなかで
ほかのことを考えろと
急に言われても
というのであれば
せめて
売上の推移を確認して
前年または前々年と比較して
月商が1割以上下がっているようなら
融資の相談も早めに検討しましょう

最後まで読んでいただき
ありがとうございます🙇
また明日
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
飲食店の開業
他店舗展開には
どんな準備が必要?
におこたえします





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