世間をにぎわせているあの話題
渡部さんはグルメ王ならぬコスパ王だったというこちらの記事
渡部さんの
グルメ志向自体がコスパ重視の考え方から来ている
といいます
おいしいものを食べたいというより、予約が取りにくい、大将と仲良くできる、写真映えのする料理が出てくる
つまり人に自慢ができるそれらが付加価値になって、人脈づくり、お店をテレビや雑誌での紹介、You Tube出演オンラインサロンの開催…と、1回の食事が最大限仕事に活かされている
たしかに、結果的に超コスパよさそう
渡部さんは過去のインタビューで
食べたものについて忘れないように、かならずメモを取りながら食事している
とも話しているそうです。
これも、食事1回あたりの付加価値を最大限に得るためと記事では結論づけていますが、じつはこの考え方、お店側から見るととても大事な視点です。
「変動費」+「固定費」+「利益」が「売上」を構成するわけですが、飲食店経営でいうと「変動費」は食材費や飲料代、「固定費」は家賃や内装など食事をする空間にかかる費用や宣伝など販促にかかる費用やスタッフによるおもてなしなど、お店の演出にかかる費用といえます。
この「変動費」と「固定費」がどれだけ「付加価値」を生むかが、最終的にお店の「売上」となって戻ってくるのです。
つまりお店をおとずれた人にどれだけ「付加価値」を感じさせらるかがコスパの良し悪しを決めます。
他とはちがう何かがある、だれかに伝える価値がある、メモにまでとっておきたい要素がある。「コスパが良い」=「安い」では決してないのです