お客様に「オススメはなんですか?」と聞かれて、ウチはなんでもおいしいです。全部オススメですよと答えたことはありませんか?
お客さまはなぜオススメを聞いたのでしょう
それは失敗したくないからです
昨日、飲食店はお皿の上が勝負というお話をしました。
料理やサービスにかけられる資源はお店それぞれですが、その限られた資源のなかでどれほど真剣にお客さまと向き合っているかがあらわれるからです。
お客さまは甘くありません。
客をナメてはいけないのです。
そんなことわかっとるわいって怒られそうですね
お笑い界のグルメ王アンジャッシュの渡部建さんがこんなことを言っていました
生きているうちにお店で食べる回数などたかだかしれている。
その貴重な1回だと思うとテキトーにふらっとそこらへんのお店に入ることなんてできません。
たとえばあと30年生きるとして1日1回のランチを食べる回数は30年×365日=10,950回
毎日外食とは限らないからたとえば8割だとして約8千回
8千回を少ないと思うかどうかは人それぞれですが、お客さんにとって限られた食事のチャンスをどこで使うかは想像以上に大事な選択なのです。
選択を誤りたくない、失敗したくない、がっかりしたくないんです
だからいいお店かどうかおいしいものが食べられるかどうかお客さんは教えてほしいんです。
お店の「思想」がつまった自信の一品を知りたいんです。
あなたのお店の看板商品はなんですか?