No.033
世田谷区の女性税理士
「お金の流れ」の見える化サポーター
小松です

昨日は
売上がなくてもかかる費用に備える
重要性をお伝えしました
売上がなくてもかかる費用
いったいどれだけ備えればいいんでしょう
結論から言うと
最低でも
売上がなくてもかかる費用の6ヵ月分
私の事務所では
飲食店の新規開業希望のオーナーさんには
開業してから困らないように
注意点をまとめた資料をお渡ししています
その一部がこちら

物件取得費や内装工事など初期的にかかる費用を
出したあとの手元資金が
営業をはじめてからの
家賃、人件費、光熱費等の合計額と
銀行からの借り入れがある場合はその返済額と
月々の個人的な生活費※個人事業主に限ります
の6か月分に対して何%か
200%~ 超優良(崖から離れた安全地帯)
150~199% 優良
100~149% 普通(徐々に崖にちかづきます)
50~99% 要注意
10~49% 危険
10%以下 ショート(崖の下でサメが牙をむいて待っています)
開業時に備えておくべき手元資金の目安にしていただいています
仮に月々の
家賃 30万円
人件費 35万円
光熱費その他 15万円
借入金返済額(元金)12万円
生活費 30万円
合計 122万円
とすると
6ヵ月分で732万円です
物件取得費や内装工事に
1千万円かかったあとだとキツイ
それでも
6ヵ月分はなんとしても準備しておきたい
なぜなら
新規開業される方の9割は
売上が軌道に乗って
利益が出始めるまでに
最短でも半年かかっているからです
現実には
軌道に乗るまでに
一年以上かかるケースもざらにあります
ところがそんな常識?をくつがえして
オープンから2カ月足らずで
お店を軌道に乗せたオーナーさんがいます
この方は
取得までに入念なリサーチをして
慎重に物件を選んだだけでなく
開業時の費用のかけかたにも気を配って
内装費用をできるかぎり抑え
営業がスタートしてからの売上と原価の推移
スタッフのシフト管理などについても
毎月こまかくチェックして微調整されています
このオーナーさんいわく
軌道にのるまでに半年はかかるって聞いていたので
そのつもりで準備しといてよかったです
オープン直後のバタバタが落ち着いて
スタッフの教育が十分できてから
宣伝費用をかけようと思ってます
十分に備えて
それから勝負に出る
そう
経営は賭けじゃないんです
営みなんです
開業することが目的じゃないはず
長く続けて多くのお客様に愛されるお店に育てたいですよね
愛され続けるお店になるために
備えましょう
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開業準備
どうすればいいかわからない
いまの計画で大丈夫かどうか不安
備えたいけど
なにから手をつければいいかわからない
聞きたいけど聞けなかったことがある方は
ぜひ一度ご相談ください
今日もよい一日を
また明日
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