【コロナ対策】お店はだれを幸せにできるか

飲食店のなかにも、この状況のなか着実に売り上げを伸ばしているところがあります。

さらにここにきて新たな試みを始めようとしています。

公開はできないのですが、創業時にそのオーナーさんが言っていたのとまったく同じ内容が書かれた記事を思い出しました。

アフターコロナの飲食業界。20代の注目経営者が語る、生き抜くために僕らがやること(笹木理恵) – Yahoo!ニュース緊急事態宣言が解除されるも、厳しい状況が続く飲食業界。業界の人手不足問題が深刻化するのではという懸念もある一方で、この戦いを長期戦と見据え、新たな挑戦で活路を見出す飲食店もある。news.yahoo.co.jp

まったく同じ内容とは、こちらのお店の代表・中尾氏がミッションに掲げる言葉
「外食産業を憧れる仕事に」

こちらのお店は、飲食店のネガティブな業界イメージを変えたいという思いで、ランチなし・週休2日・全員正社員という営業体制を実現しています。

(自分の仕事を)憧れる仕事に
(自分のはたらく)業界のイメージを変えたい
はたらく業界を愛し一緒にはたらくスタッフが幸せでなければ始まらない

ウソみたいな本当の話ですが、本気でこんな風にかんがえることができて、本気でそれを実現しようとする経営者には人がついていきお客さんもついていく。結果的に困難な状況を乗り越えることができる。そんなことが本当に起こります。

というのも冒頭のお店、創業時にスタッフの幸せばかり気にかけているオーナーさんに

大丈夫かな?
売るだけで精一杯なお店がほとんど。お店に入ってもらわないことにはスタッフの幸せもないのだけど…

と、私自身内心ヒヤヒヤしていたんです。
でもその心配は杞憂でした。

ちゃんとお店のよさをお客さんにわかってもらうためのしかけを考え抜いていました。

人材募集にいたってははたらかせてほしいという連絡が絶えません。

本当にこんなご時世にウソみたいな本当の話なんです。

思考はこの順番です。
スタッフの幸せ←業界のイメージアップ

お客様にかならず喜んでもらうにはなにができるか。どうしたらお店を知ってもらえるか。

飲食店にとっていまの状況は、

お客様に喜んでもらうためにできることが店内飲食だけではなくなった

と捉えることもできます。

厳しい状況は続きます。今からでも決して遅くありません。どのような思いで経営をしているか。振り返ってみてください。

この記事を書いた人

小松雅子