【開業前に読んでほしい】友人からの出資はかぎりなくクロ

自己資金とみなされるのはどんなお金か札束

多く寄せられるご相談のひとつが、親兄弟など親族からの援助友達や知り合いからの出資です。

以前にも

出店費用にあてようと思っていたお金を突発的なできごとにつぎ込むことになり、直後にいい物件が見つかったので開業したいのだけど手元のお金が足りず、親に援助をお願いしている

といったケースがありました。

このようなばあい、親御さんに出してもらったお金は自己資金とみなされやすい印象です。銀行から見たときに、返済不要のお金である可能性が高いからです。

ただし念のため『贈与契約書』をむすんでおく必要があります。

贈与であることの証明となり、贈与税の基礎控除110万円も適用されます。親御さんの口座からの振込履歴も残しておきましょう。親御さんの通帳や資産状況を確認されることもあります。

一方、友人などからの出資については自己資金と見なされないことがほとんどです。

口約束はもちろん、契約書を交わしたり、ばあいによっては出資したお金を資本金として登記したばあいでも認められないようです。

やはり返済を求められる可能性が高いからですね。

また第三者が株主になることで経営に口を出されトラブルになるケースもあるので要注意ですあせる

2人以上でお金を出しあって事業を始める共同出資という形態や出資者であるオーナーと料理を作るシェフが別のばあいに起こりやすいトラブルもあるので明日はこれらについてお伝えしたいと思いますビックリマーク

この記事を書いた人

小松雅子

小松雅子

飲食店に特化した税務・経営支援を行う税理士として、これまで数多くの飲食店の開業支援および経営サポートに従事。創業融資の実行支援から、開業後の資金繰り・利益改善まで一貫したサポートを強みとしている。
飲食業界特有の原価率や人件費構造、資金繰りの課題を踏まえた実践的なアドバイスに定評があり、「数字が苦手な経営者でも理解できる説明」を心がけている。
これまでに飲食店の開業支援・顧問業務を多数担当し、現場に即した視点から、経営の安定化と利益改善を支援。単なる税務処理にとどまらず、経営パートナーとして伴走するスタイルを大切にしている。