【開業前に読んでほしい】リスクはお店の中にある

No.019

世田谷区の女性税理士

「お金の流れ」の見える化サポーター

小松です

お店のお金を横領した

ある日突然お店に出勤しなくなった

在庫を不正に持ち出していた

残念ながら

珍しい話ではありません

先日も

開業したばかりの飲食店に

シェフとして入社した社員が

お店の鍵を持ったまま

突然退職を申し出てきました

シェフは彼ひとり

予約はすでにいっぱい

臨時でアルバイトを雇い

急場をしのいだものの

これからの営業を考えると

心もとない状況が

しばらく続いてしまいそうです

ほかにも

アルバイト社員がレジを不正操作して

数十万円を超える横領におよんでいた

レジ金を持ち逃げされた

決して他人事ではありません

こうした事態が起こるまえ

決まって聞く言葉が

ウチのスタッフにかぎって

不正をはたらくことはありません

私は

スタッフを信用しているんです

信頼関係があるから大丈夫です

もちろん

スタッフと十分にコミュニケーションをとること

人間同士の関係性を築くことが

大事なことは言うまでもありません

でも大事なのは

過信してはいけない

ということ

そして可能なかぎり

不正を起こせない環境をつくる

ことです

安全のためにも

必要な場所には

カメラを設置する

不正がおこなえない

POSレジを導入する

雇用契約書を結び

内容も労使双方で確認する

どれも万能ではないかもしれません

また

人を疑うようなことはしたくないと

思うかもしれません

でも経営者として

リスクに備える

義務があります

なぜなら

お店や会社だけでなく

そこで働くほかの従業員を

守ることができるのは

経営者だけだからです

リスクは

お店の中にもあることを

忘れないでほしいのです

明日につづく…

#世田谷区#税理士#女性税理士#経営者#会計事務所#資金繰り#POSレジ#横領#リスク#小松

この記事を書いた人

プロアクション会計事務所