No.044
世田谷区の女性税理士
「お金の流れ」の見える化サポーター
小松です

昨日は
注意すべきは
「席回転率」の前に「席稼働率」
というお話でした
さて
客席の配置を十分かんがえて
席稼働率を上げる工夫は万全
と思いきや、、、
…………
肝心のお客さまがいなーい
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すでにブランディングできている
一部のフランチャイズ店舗を除くと
店舗経営に十分な売上が安定してあがり始めるまでに
早くて半年
多くのばあい約1年かかります
※十分な売上についてはこのシリーズの少し先でお伝えします
またまた今回のモデルケース
月商300万円売り上げるために
1日平均33人の集客が必要
を前提条件とします
ここでシンキングタイム
あなた自身がお気に入りで行きつけにしているお店を想像してみてください
現にしょっちゅう通っている店
昔行きつけだった店
いろいろなケースがあると思います
通ったまたは通っている頻度
どれくらいですか
3日に1回?
1週間に1回?
ひと月に1回?
半年に1回?
一概には言えませんが
かなりの頻度で通っていると思うお店でも
実際に足を運んでいるのは
せいぜいひと月に1~2回程度ではないでしょうか
飲食店経営のお手伝いをするようになってから
自分自身の外食傾向を分析するようになりました
その結果
いわゆる常連と呼ばれる客でも
来店頻度は多くてひと月に1回程度だという結論にいたりました
たとえば
外食する頻度は週に1〜2回
職場の近所で気に入ったお店はだいたい4〜5軒
外食する場所を職場の近所にしぼっても
単純計算でひと月に1回
それ以外に
出張等で外食の際にそのエリアにいない
近所に新しいお店ができたので行ってみた
などなど
来店頻度を下げる要素は無数にあります
ではひと月に1回来店してくれる客を常連とみなすとして
お店にとって常連客は何人必要でしょう
1日に必要な客数は33人
全員がひと月に1回来てくれる常連さんだとして
常連客の必要数は
33人×30日=990人
990人
いったん常連客になってくれた人も
引っ越してしまう人
家族構成が変わって外食頻度が減る人
などなど条件は日々変わります
それを加味すると
ゆうに千人を超える常連客がいないと
経営が安定しないということがわかると思います
だから経営が安定するまでに
早くて半年
それどころか1年
いやそれ以上たっても
安定したとはいえないお店が多いのです
人気店で働いていた方に多いのですが
開業する際に
自分には常連がついているから大丈夫
と言うオーナーさんがいます
あなたにはすでに千人の常連さんがいますか?
その常連さんは一生あなたのお店に通ってくれますか?
もしそうでないなら
まずは半年、経営が安定するまでの資金
綿密な現地調査
現実的な経営計画
十分な準備をしておく必要があります
自分の計画これで大丈夫かな?
資金の準備はどれくらいしておけばいい?
開業準備、なにから手をつければいい?
不安のある方はご連絡ください🍀
今日もよい一日を
また明日
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